ひろがれ「弁当の日」シンポジウムに行ってきました!

可児市で開催された『ひろがれ「弁当の日」シンポジウム』に、スタッフの桜mamaとサギーちゃんとゆいことで参加してきました♪

 

弁当の日応援団の竹下和男氏、佐藤剛史氏、佐藤弘氏の3名の講演会に加えて、岐阜県内で「弁当の日」を実施している学校の取り組み方などの実践発表会や、講師の先生方とPTAの方を交えたクロストークもありました。

また、講演会前には先着100名で「一品持ちより弁当の日」という、参加者がひとり1品ずつ持ち寄りビュッフェ方式で弁当を楽しむイベントも。

 

岐阜県は「弁当の日」が広まりつつあって、現在県内の小中学校で実践校は36校以上。PTAが主体となって、岐阜県弁当の日応援団として大きく動いているそうです。

後半の実践校の取り組みの発表では、現場で実際にどんな反対意見が出たか、さまざまな問題に対してどんな工夫をして取り組んだか、等が聞けました。

 

自分自身に自信をもちあきらめない子になってもらうためのきっかけ作りとしての「弁当の日」。そのためにも無理のないお弁当作りを目指したそうです。

反対意見が多数出て、うわさがうわさを呼び、署名運動にまで発展したりした学校もあるとか。

 

それでも、実施後のアンケートでは「子どもたちの笑顔がいい!」「反対していたけれど良い取り組みだと思い始めた」などといった親の意見が聞けるように。

子どもたちの感想は、「朝起きるのが大変・メニュー決めが大変・味付けが大変」「毎日ご飯を作ってくれる親に感謝の気持ちが持てた」など。そして「またやりたい!」という声が多数だったそうです。

 

 

名古屋市でも、5月の佐藤剛史先生の講演会以降、少しずつですが実施に向けて動きが出始めています。

でも本当に実施するにはやはり様々な問題が・・・。学校側の状況、保護者の意見などクリアすべき点はたくさん。

 

そんな中で、「弁当の日」を最初に実施した竹下和男先生の言葉がとっても印象的でした。

『子どもたちに対して家庭の仕事、学校の仕事、地域の仕事、この境目をつくってはいけないんです。大人たちが手を結んで、子どもたちを育てるのが楽しい!というオーラを発してほしい。』

 

今回お会いした岐阜の「弁当の日」実践校のPTAの方々からはそんなオーラやパワーを感じました。

 

「弁当の日」・・・子どもたちが台所に立ち自分の力で弁当を作り上げる日。自分に自信をもつきっかけになったり、親に感謝する心を育てたり・・・そんな取り組み。

でも、それ以外にも、「弁当の日」実施に向けて手を結んで頑張る親や先生や地域のひとたちの姿を見ることも、きっと子どもたちのいい変化につながっていくんだろうな・・・と感じました。

奥が深いぞ!弁当の日!

 

名古屋でも、ひろがれ「弁当の日」!!

 

 

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コメント: 1
  • #1

    みわこ (月曜日, 04 7月 2011 23:59)

    お疲れさまでした♪
    名古屋にも「弁当の日」応援団が、増えてるもんね。
    竹下先生、是非名古屋でも講演して欲しいな★