遺伝子組み換え講座 第2回

スタッフのさぎーです。

 

地球温暖化、とか、オゾン層破壊、とか、無知な私でも聞いたことある言葉・・・

 

これって身近なようで遠いようで・・・自分にできることってあるのかな・・・って思っていました。

 

私達は日々、当たり前の様に豊かな生活ができています。

水があって、電気・ガスを使って、舗装された道路で車に乗って・・・

これって永遠?資源は無限?

地球大丈夫?

 

作日はあいち生協さんの遺伝子組み換え講座第二回に参加して、色々お話を聞いてきました。

 

地球上の酸素は、35億年前海のバクテリアによって作られ、オゾン層の形成とともに生物は進化してきました。

だんだんと、色んな種類の生物が生息できるようになっていったのですね。

 

ですが、高度成長期がもたらした環境破壊(温暖化、オゾン層破壊、熱帯雨林開発、海洋汚染)によって、地球上の様々な生物が絶滅の危機にさらされています。

 

直接的には、オゾン層が破壊されることによって、紫外線が強い場所(オーストラリアなど)では皮膚がんの発症率が高いというデータもあるそうです。

 

1~2億年前にいたはずの恐竜が絶滅しているのですから、私達ヒトだって、例外ではないのでしょうか・・・。

しかも産業革命以後の人為的影響により絶滅速度は早まっていて、現在3000万種いるといわれる生物のうち年間約10000万種類が絶滅しているそうです。現在、絶滅危惧種は動物7850種、植物8456種あるそうです。

 

それも、食物連鎖の生態系のピラミッドの頂上から絶滅危惧種になっているんですって。。(トリ、ゴリラなど)

これってピラミッドの下の方の生物が減ってきているから。

 

このままでいいの?

もっと世界レベルで色々考えようってのが<COP>(生物多様性条約締結国会議)の始まりです。

 

石油だって、あと40年で枯れるといわれています。

水だって、日本は国内だけではまかなえないのが現状です。

化学物質が地球に優しいはずがない!原子力って人間のエゴじゃん・・・

生き物の生態系を、地球を、人間が破壊して、それでもさらに便利を追及していくの?

 

遺伝子組み換え作物は、人為的に作られたものです。

農業がしやすいように。安く大量に作れるように。

その影で、昆虫が減り、在来種の作物が汚染され、それを口にする私達人間が病気になる・・・

 

まさしく生態系を破壊していく行為です。

 

<MOP>は生物多様性を遺伝子組み換えの悪影響を防ぐ目的で作られた会議です。先進諸国と途上国とで利害、格差、特許、資源争奪などの衝突があり、なかなかまとまらないのが現状だそうですが、守るべきもののために、答えは遠からず出てくるものと信じます。

 

身近な所で、10年前には沢山いた蝶、トンボ、蜂、スズメ・・・年々少なくなっています。原因ははっきりわかりません・・・。

 

極小納豆・・・あんなに小さな大豆なんてあるんですね。遺伝子組み換えでないと書かれているのに国内産大豆じゃないって・・・ほんとうに大丈夫?→原材料表示の主要3品目以下及び5%以下なら表示義務はありません。

てことは、5%未満の大豆に遺伝子組み換え大豆がはいっている可能性大!だそうです。

 

遺伝子組み換えトウモロコシから作られるブドウ糖は、主にコンスターチや点滴に使われているようです。

しかしながらジュースやお菓子に表示されていなくても(上から3品目及び5%以下!)入っているかもしれませんよ!

・・・要注意ですね。

 

私達、何を食べたらいいんだろう?

どうやって生きて行けばいいのだろう?

って不安になってしまいますが、トレーサビリティの有用やフードマイレージを小さくしたり、生産者の見えるものなど信頼できるものを買う事で、安心・安全につなげていけるのかなと感じました。

それから、資源を大切にすること、自分レベルでできる地球に優しい未来を、今一度考えてみたいとおもいました。

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コメント: 1
  • #1

    hanpo758 (木曜日, 27 10月 2011 20:59)

    スタッフゆいこです。

    遺伝子組み換え・・・本当に身近なものになってしまってるんだね。
    今回さぎーちゃんやみわこちゃんが聞いてきたことをいっぱい教えてもらえて、とても勉強になりました!

    遺伝子組み換えって良くないものとは何となくわかっていたけれど、果たして何だろう?と思っていたので・・・でもここまで世界中に、そして身近に浸透している問題だったんだね。
    ぬー!人間勝手すぎ!

    私たちにできることは・・・
    まずそういった商品を買わないこと、だよね。

    「安いから、便利だから」という理由で選ぶのではなくて、子どものため、未来の地球のために、信頼できる安全な食品を選んで買う。

    大量生産・安くて便利、が当たり前になってる世の中で、小さな抵抗力しかないのだろうけど・・・でも、変わる力になると信じたいです。