シャプラニール~フェアトレードの石けんづくりを通して

スタッフゆいこです。

今日は、ウィルあいちにて行われた、フェアトレードイベント

「バングラデシュレポート&交流会・

人生を変えた女性たち~フェアトレードの石けんづくりを通して」

に参加。

半歩プロジェクトとして微力ながらお手伝いさせていただきました♪

 

2010年からシャプラニールとしてバングラデシュに駐在し、2年間石けんのプロジェクトを進めてきた菅原伸忠さんからのバングラデシュの現状の報告を聞き、そのあとはフェアトレードのコーヒーを飲みながら、みなさんで意見を交わす交流会形式でした。

 

南アジアの小国バングラデシュは、近年経済成長が著しい国です。

しかし、貧しい人々の生活は一向に改善されていません。

とりわけ女性たちの社会的地位は低く、様々な差別や制約を受けているのが現状です。

男性本位な社会の中で、夫の暴力や蒸発で行き場を失った女性の中には売春を強制されそうせざるを得ない状況の人たちもいます。

 

こうした女性たちに新しい生き方を見出して欲しいという願いから、バングラデシュで長く活動を続けてきた日本のNPOシャプラニールが、日本の石鹸メーカー太陽油脂さんの協力のもとで女性たちとせっけんづくりを始めたのが、「She」せっけんの始まり。

 

 

私は会場でこの「She」せっけんを泡立てて参加者のみなさんに試してもらうお役目だったので、手で泡をたくさんつくっていました。

 

終始そのアーユルヴェーダハーブの心地よい香りに包まれ、

荒れ気味だった手がしっとり♪

ずっとせっけんを泡立てていたので荒れそうなものですが、逆にしっとりすべすべになってびっくりしました。

BABY・FACE・BODY・HAIRなどラインナップもたくさん。

私はより刺激の少ないBABYを購入しました♪

 

報告では、そのせっけんの工場で働く女性たちの「暮らしがよくなり人生が変わった」という声や、女性たちの手作りの和紙でつくられたパッケージなども紹介され、シャプラニールの取り組みが女性たちと女性たちを取り巻く環境を変えていっているということがよくわかりました。

 

交流会ではみなさんの様々な感想や意見を聞くことができました。

 

フェアトレードの商品って、手工芸品が多くて、どれも女性たちが手で丁寧に作っているもののため、壊れたり破れたりしにくいですよね。

だからこそ、リピートされにくいのが難点なのだそう。確かに!

 

だから、「消費材」として使ってもらってリピートしてもらって、安定した発注を見込めるものを、ということでせっけんを開発したそうです。

 

輸送や包装や宣伝などでどうしてもコストがかかり、少しお値段が高いのは今後の課題だとおっしゃっていました。

 

私たちの買いものが世界を変える。

ちょっとしたことかもしれないけれど、

「安ければいい」じゃなくて、その商品の向こう側を見ること。

フェアトレードのものを選ぶこと。

 

そこから始められます。

 

今回、菅原さんに「「半歩」っていい言葉ですね」と言っていただきました♪

できることを、半歩からでも。

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    桜mama (月曜日, 20 5月 2013 23:11)

    SHEせっけん♪
    本当によい香りで洗いあがりもしっとり!
    敏感肌の私はfaceを使用してます♪

    少し前まで、
    東京の伊勢丹でも常設販売されていたそうです!
    引き出物やプレゼントにも素敵ですね♪