先日、名古屋生活クラブさんを通していつも美味しいお野菜を届けていただいている渥美半島のどろんこ村に、半歩ファミリーでおじゃましてきました!
どろんこ村では、ヤギや豚、鶏がのびのびと飼育されています。
まずは海へ行って、流木を拾い、海水を汲んで運ぶお仕事。
それらを使って火をおこして、野菜とお米と魚のアラを煮て豚のエサを作ります。
それから豚小屋へ!
大きな豚さんにみんなびっくり!
背中に乗らせてもらったり、豚とたくさん遊んだあとは、
鶏にあげるエサ用と自分たちのお昼ごはん用のキャベツを収穫します。
収穫したキャベツを鶏たちにあげながら、鶏卵を採らせてもらいました。
鶏舎には孔雀やエミューもいて、なんと、エミューの卵も採らせてもらいました!緑色で大きくて、不思議なたまごにみんな興奮。
この日のお昼ごはんは、大切に育てられていた豚のブーちゃんのお肉をみんなで料理して焼きそばに。
ブーちゃんに感謝しながら、美味しくいただきました。
お肉も野菜も「命をいただく」こと。
食べものも、生きものも、私たちも、循環してるということ。
まだ理屈でわからなくても、子どもたちには体で感じてほしいなと思います。
新鮮な鶏卵ももちろん美味しかったけど、エミューのたまご焼きの大きさにこれまたびっくり!!大きくてタンパクなお味でした。
その卵をもらっていく時、怒ったのか追いかけてきたエミュー。
その姿にも子どもたちはいろいろ感じたみたいです。
子どもたちも、父母たちも、たくさんの貴重な体験をさせていただいた素晴らしい1日でした。
そして…おうちの環境が許される子たちは、ヒヨコちゃんをそれぞれ連れて帰りました。
お肉になるために生まれてきたヒヨコちゃんです。
子どもたちそれぞれが頑張ってお世話して、夏に大きくなったその鶏たちをどろんこ村にまた連れて帰り、みんなで、いただくのです。
…かわいいピヨちゃんたちに親の私たちがもうくじけそうですが…
さて、どうなることやら。
どろんこ村の小笠原さんが子どもたちに伝えたいこと。それは、
「大切に育てて、大切にいただく」という心。
子どもたちは何を感じ、学ぶかな。
ただ、押し付けにはしたくない。自然体の子どもたちの反応と、気付きと、変化を見守りたいなと、思っています。
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みわこ (木曜日, 01 5月 2014 00:16)
ひよこを連れて帰る電車の中では
ホームセンターで鶏のえさを買ってくるつもりだった私。
でも、どろんこ村で、いろいろ感じるものがあり、
今は、家で出る米ぬかやキャベツの芯、おから、息子が捕まえてくるミミズをあげています。
「大切に育てて、大切に食べる」
私も子どもと一緒に学びたい。