「食と口腔と知りたかったお話」開催しました♪

今日は、半歩プロジェクトの所属している西区のボランティア連絡協議会の主催として、歯科医師の久野淳先生をお招きし、「食と口腔と知りたかったお話」の講演会を開催しました。

 

最終的には子どもを合わせると大幅に定員オーバーなほど、ご年配のご夫婦から1歳のお子さんまでたくさんの方に聞きにいらしていただけて、嬉しい限りです♪

歯や口腔のことは、それだけ幅広い年齢層に関心の高いテーマなのですね。

久野先生のお話は多岐にわたり、虫歯と歯周病と身体全体の関係について、遺伝子組み換え食品の怖さ、スポーツドリンク等の人工甘味料の怖さについて、フッ素が必要か?!などなど・・・盛りだくさんの内容でした!

 

今回、夏休みの子どもにも聞ける内容で、という無茶なお願いをしていた私たち・・・。

久野先生もだいぶいろいろと考えてくださったとのことで、子どもには難しい用語が並びながらも、時折子どもに身近なドリンクやお菓子のお話、キャラクター料理の話なども交えつつ、お話しくださいました。

でもやはり、かなり難しかったかな?と思い、あとで小2の娘に感想を聞いてみると難しいながらも意外に要点はつかんでいたみたい。
おやつにドーナツをほしがった直後に自分で「あ、だめだった、歯に良くない。とうもろこしにして。」と言ったり、「今日は仕上げ磨きをして。ちゃんと磨けてないとばいきんが入って腫れるから。」と言ってきたり。
ちゃんと心に響いてる♪

 

日々の食事の大切さ、その食事の内容をきちんと考えて選ぶことも、歯や口腔、ひいては身体全体の健康を守るために大切なことなのだと、改めて感じました。自分だけでなく、子どもや家族、大切なひとを守るためにはまず「知る」こと。

 

人工甘味料は遺伝子組み換え原料からできているものが多い。例えば、果糖ブドウ糖液糖、キシリトール。
遺伝子組み換え表示のカラクリ。
スポーツ飲料にはスティックシュガー約10本分の糖分が入っていること。
熱中症には麦茶か水で十分ということ。
・・・普通に暮らしていたら気づかないことばかり。

 

テレビのCMや雑誌の情報を鵜呑みにしていては、大切な家族を守れないかもしれません。
経済優先の世の中で、消費者である私たちの安全は軽視されているという事実。
その中で何を選び、どんなものを、どう食べるか。
ちゃんと「知る」、「知ろうとする」ことが大切だと、最後に久野先生はおっしゃっていました。

今回のお話で、大人も子どももいろいろ考えるきっかけとなり、自分で選ぶ目を持つことで、社会を変えていけるような一歩になれば嬉しいな、と思います。

 

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
そして、たくさんの資料を用意して臨んでくださり、個人的なご相談に並ばれた方にも順番に真摯に答えてくださっていた久野先生、本当にありがとうございました!

 

お昼には、半歩ファミリーと社協の方と久野先生を囲んで、いつもお世話になっている完全無添加の安心安全なお弁当屋さん「情熱弁当」さんのお弁当でランチ会♪

 

ちなみに、講演会の後半はボランティア協議会研修部会の有志のみなさんが、子ども向けに歯ブラシタコさん作りの工作コーナーを設けてくださいました。とても好評で、子どもたち嬉しそうに作っていました〜♪