子供達がお弁当作りを調理室で頑張っている間、ママたちは別室にて『弁当の日』についてのお勉強会&交流会をしていました。
『弁当の日』提唱者の、竹下和男先生がお話されているDVDから始まり、
岐阜県の小泉中学校での『弁当の日』実践のTV特集、
『こげこげ弁当』という、『弁当の日』実践校の、ゆうきくんという男の子の実話をスクリーンでご覧いただきました。
『弁当の日』は”子供が一人”で献立作り、買い出し、調理、弁当詰め、片付けの全てを行うのがルール。
そして、大人のルールは
手出し、口出しせず、出来具合も評価せず、じっと見守ること。
出来ていない私は、話を聞きながら胸が、、、、ちくちくと痛んでいました。
参加してくださったお母様方との交流会ではこういったご家庭でのエピソードをお聞きできました。
「今日、参加するために子供と一緒に冬休みの間、料理を練習してきました。」
「子供と手塩でラップを使わずに握ったおにぎりが美味しい!と、気がつきました。」
「エビを使うと聞き、やってみたい!と言うので、前日に子供と作ってみました。子供は初めてエビをさわり恐がりましたが、頑張って料理できました。
勉強をしていて料理に参加出来なかったお姉ちゃんもやりたかったー!と残念がっていました。」
「子供が自分とママの分のお弁当作りもしてくれると言ってくれたが、続かない。どういった声がけがよいのか教えてほしいです。」
「子供が小さい頃に手伝いをしたがっていたのにタイミングよくさせてあげられていなかったことを思い出しました。」
などなど、私も、、、と、同じ母親として共感し続けていました。
以前、行き詰まった私が竹下和男先生に、講演会で質問をしたことがあります。
私:「子供が台所へ来なくなりました。来るように強制はしたくないのですが、やはり料理をして欲しいので、どうしたらいいでしょうか?」
竹下先生:
「失礼ですが、あなた自身、”嫌な仕事をしている”と、思って台所へ立っていませんか?」
「ぜひ、あなたが料理を楽しむ姿をお子さんに見せてあげてください。」
「自然にくるようになりますよ。」
。。。とても大切なところを意識すらできておらず、子供のやる気をそいでいた自分に反省するばかりでした。
また、別の講演会では70代の女性が
「是非自分の40代の息子にさせたい、今からでも遅くないですか?」
の、質問に
「遅くないです。思った時が始める時です。」
と、答えていらしたそうです。
まだ希望があるな〜と思いました。素敵なお母様ですよね🎶
今回、お母様方とお話が出来、生の声をお聞きし、アンケートでは
『是非、学校で実践したい。』
との、お答えばかり!
その反響が嬉しく、何とも幸せ心地な会となりました。
私たちスタッフも、改めて勉強をさせていただけました。
お忙し中、また雨でお足下の悪い中、お子様とご参加くださり、本当にありがとうございました。
また、こうして皆様との交流の機会が増えていき、
”こどものできる!”を、もっと、もっと伸ばせる日
を、スタッフ一同、楽しみにしております。
3月27日のお花見でもまた楽しみたいですね🎶
お読みいただき、ありがとうございました。
半歩プロジェクト 小森
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